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地球村時代といわれる21世紀を迎えるにあたって、世界の趨勢はアジア・太平洋時代の到来を感じさせます。この新しい時代の中で、日本と韓国と中国を初めとするアジア諸国が、世界に対して、より大きな責任を果たしていかなければならない時代が迫っています。
しかし、そのような大きな責任と期待を担いながら、アジア諸国はまだそのビジョンも枠組みも作れないままにいます。次の世代に向けてヨーロッパの国々が、ECの次元を高めて欧州連合(EU)を作り上げたように、地域主義が世界の潮流になりつつある現在、アジア諸国はそれを模索せずして、世界に向けての責任を果たしていくこともできません。
まずは、アジアの国家間における信頼関係の回復と促進が重要なことでしょう。日本においてアジア諸国との関係を見たとき、過去の歴史がいまだに大きく横たわっています。とりわけ、在日外国人の大部分を占めるアジア系の人達の問題等を解決していくことが日本の国際化に繁がっていくことと思います。これらの民族的・国家的壁を越えていくことは、新時代の要請に応えていくことであり、真の国際化を迎える道であると信じます。
そのような中、“隣国の幸福と平和なくして、自国の幸福と平和は維持できない”との精神のもと、アジア諸国との交流を深め、相互理解と友好親善を図るため、ここに志を同じくする有志が集いました。
21世紀に向かうアジアの平和と繁栄に寄与することを決意し、邁進するものであります。
[2009年9月〜]
ホームページ:NPO法人関西アジア人協会